シカゴ・カブスの今永昇太投手が、サンディエゴ・パドレスとの対戦で見事なピッチングを披露し、ファンや選手たちから絶賛を浴びています。この試合では、今永が7回1/3を投げ、わずか1失点4三振を記録し、カブスに勝利をもたらしました。特に注目されたのは、彼の制球力と効率的な投球で、総投球数は91球という素晴らしい数字でした。

試合中、今永は初回からパドレス打線を完璧に抑え込み、3回には2アウトからのピンチも冷静に切り抜けました。特に、マルティン・マルドナードとの対戦では、内角ストレートを打たれ同点に追いつかれましたが、その後も動じることなく相手打線を封じました。チームメイトのダンズビー・スワンソンの好守備もあり、カブスはその後逆転に成功。試合は3対1でカブスが勝利を収めました。

試合後、大谷翔平選手は今永のピッチングについて「特に驚きはない」とコメントし、彼が日本野球の誇りであると称賛しました。また、山本由伸投手も今永の冷静さと技術力に感銘を受け、「彼から多くのことを学んだ」と語りました。今永自身も、緊迫した状況でのピッチングに満足している様子でした。

リグレー・フィールドの観客は、今永のパフォーマンスに大きな拍手を送り、彼の存在感はますます高まっています。昨シーズンに続き、今シーズンも安定した成績を残す今永は、カブスの主力投手として期待される存在となっています。彼の活躍は日本のファンにも喜ばれ、今後の試合にも注目が集まります。