俳優の板垣瑞生さん（24）が不慮の事故で急逝したことが、4月17日に明らかになった。親族が板垣さんの公式Instagramを通じて発表した内容によると、彼は昨年から抱えていた精神疾患の影響で今年1月末から行方不明となり、警察や友人たちの協力のもと捜索が続けられていたが、先日東京都内で遺体として発見されたという。

板垣さんは2011年に芸能界入りし、映画『ソロモンの偽証』でブレイク。以降、映画やドラマで数々の人気作に出演し、若手俳優としての未来が期待されていた。しかし、昨年3月には所属事務所からプロフィールが削除され、健康上の問題が明らかになった。

彼は入院を経て心身の回復を目指していたが、今年に入ってからは急激な変化が見られた。1月下旬以降、彼のTwitchアカウントでのゲーム配信が途絶え、公式Instagramでも「次回の配信予定が未定」との報告がなされた。親族の発表によると、行方不明の期間とこの異変が重なっており、連絡が取れなくなっていたとみられる。

板垣さんの急逝は多くのファンや関係者に衝撃を与え、これまでの活動復帰に向けた努力が無念の形で終わってしまった。今後の詳細な調査が求められる中、彼の追悼の声が広がっている。