日用品大手のサンスターが、女優の永野芽郁を起用した広告を削除する決定を下し、その理由を公式に発表しました。これは、永野が関与したとされる不倫疑惑報道を受けたもので、同社は「ブランド本来の価値を伝えることが難しい」との判断に至ったと説明しています。この問題は、報道から約2週間経過した今も広告業界に影響を与え続けています。

サンスターに続き、他の広告主も永野の起用を見直す動きを見せています。クレジットカード会社のJCBは、広告媒体から永野の画像を取り下げることを決定し、全体的な状況を鑑みた対応を行ったと述べています。さらに、コンタクトレンズ専門店のアイシティも、報道を受けて広告コンテンツの公開を停止する措置を取っています。

永野芽郁は、多数の広告契約を結んでおり、今回の件によって彼女のキャリアに与える影響は計り知れません。彼女の所属事務所は不倫関係を否定していますが、広告主は慎重な姿勢を崩さず、今後の判断に注目が集まっています。

広告業界全体は、永野を起用し続ける企業と削除を決定した企業との間で、今後の展開に対する警戒感が高まっています。特に、4月24日の初報道以降、この問題が新たな局面を迎えていることは明らかです。広告主の反応は、業界全体に波及し、ブランドイメージに対する影響が懸念されています。今後の動向が注目される中、永野の広告契約を維持する企業の姿勢にも変化が見られるかもしれません。