鈴木おさむ氏がフジテレビの日枝久取締役に対し、強い言葉で辞任を要求するよう呼びかけた。この発言は、関西テレビの情報番組「コネクト」に出演中に飛び出したもので、フジテレビの人事問題に鋭く切り込んだ。鈴木氏は、30年間フジテレビで放送作家として活躍してきた経験を踏まえ、日枝氏の影響力が社内において非常に大きいことを指摘。「社員の皆さんはストライキをして、日枝さんの辞任を求めるべき」と断言した。
鈴木氏は、フジテレビの企業文化が変わらず、80年代からの古い体質を引きずっていることが問題だと指摘。「この際、変えなければならないところを変えれば、テレビ局として新しい形になれる」と改革を期待した。さらに、彼はSMAP解散時には何も行動を起こせなかったことを悔い、「今なら何を言ってもいい」とも発言。これを受け、視聴者からは鈴木氏の勇気ある発言に賛同の声が寄せられている。
鈴木氏は、自身の発言がテレビ業界にどのような影響を及ぼすかを考慮しつつ、フジテレビへの強い愛情を持ちながらも、明確な変革を求めている。元放送作家の長谷川氏は、業界内での不正行為についても言及し、鈴木氏の批判が現場の実情を反映していることを示唆している。フジテレビの未来は、鈴木氏の発言が引き金となるのか、注視が必要だ。