紅白歌合戦の視聴率が史上最低を記録したとの衝撃的なニュースが飛び込んできました。昨年大晦日に放送された第75回NHK紅白歌合戦の第2部の平均世帯視聴率は、なんと32.7%にとどまり、1989年以降で過去2番目の低い数字となりました。視聴率は4年連続で過去最低を更新し、視聴者の興味が急激に薄れていることを示しています。
昨年の紅白は、第一部が29.0%、第二部が32.7%と、どちらもワースト記録を更新。特に第2部の視聴率は、2021年の34.3%を24ポイントも下回り、視聴者の関心を引くことができませんでした。SNSでは「音声がひどい」「アーティストに興味がない」との声が相次ぎ、視聴者の不満が爆発しています。
さらに、テレビを持たない世帯が増加する中、視聴率の意味合いも変わってきていると考えられます。多くの人々がYouTubeでの映像視聴にシフトしている現状が、紅白の視聴率低下に拍車をかけているのかもしれません。視聴者の中には「テレビ自体が不要」との意見もあり、NHKの存在意義が問われています。
このまま視聴率が低下し続ければ、紅白歌合戦の存続が危ぶまれる事態となるかもしれません。国民から受信料を徴収している放送局が、わずか30%の視聴者しか惹きつけられない番組を続けることに疑問の声が上がるのも無理はありません。果たしてNHKは、この危機をどう乗り越えるのでしょうか。視聴者の反応が注目されます。