山口崇さんご逝去、クイズタイムショックの司会など天下御免の平賀源内役など

名司会者、山口崇さんが逝去──日本の芸能界に衝撃が走る

日本のテレビ界を代表する名司会者であり、俳優の山口崇(本名:山口おる)が、4月18日に88歳でこの世を去ったことが明らかになりました。所属事務所は21日に公式サイトでその訃報を発表し、山口さんが肺癌により、介護施設で息を引き取ったことを報告しました。

山口さんは、人気クイズ番組「クイズタイムショック」の司会者として広く知られ、またNHKのドラマ「喧嘩屋右近」では魅力的な平賀源内を演じ、多くの視聴者に愛されました。彼の最後の仕事は、昨年放送中のNHK大河ドラマ「ベラボドラマガイド」の取材で、病を抱えながらも尚、エネルギッシュに活動を続けていました。しかし、突然の病状悪化により、わずか5日前まで元気だった彼が安らかに旅立ちました。

山口さんは1936年、兵庫県淡路島に生まれ、早稲田大学を中退後、NHK俳優要請所を経て1974年に小沢小一と共に芸能座を設立しました。彼は、演技だけでなく、法学にも精通し、多彩な才能を持つことで知られています。その温かい人柄と確かな演技力で、昭和から令和にかけて多くの人々を魅了し続けました。

ネット上では、彼の死を悼む声が相次いでおり、「本当に残念です」「昭和の名優がまた一人去ってしまった」とのコメントが寄せられています。多くのファンが彼の最後の瞬間を惜しみ、心からの哀悼の意を表しています。日本の芸能界にとって、山口崇さんの逝去は大きな損失です。彼の業績と人柄は、永遠に語り継がれることでしょう。

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