関西万博の初日、コンビニエンスストア「ローソン」において、予想を大きく上回るおにぎりの在庫過剰が発生し、SNS上で大きな話題となっています。4月15日の開幕直後、東ゲートのローソンは来場者数を見込んで大量のおにぎりを発注しましたが、実際の入場者は予想を下回り、午後3時から全品50%引きのセールを実施する事態に至りました。
この状況を受けて、店員の困惑の声や「助けてください」といった投稿がSNSで拡散しました。中にはユーモアを交えた分析も見られ、万博の集客に対する不安が垣間見えています。「万博に来てコンビニのおにぎりを買う人は少ないのではないか」との意見や、「売れ残ったおにぎりをスタッフに配布すべき」といった提案も寄せられています。
また、万博協会が入場者数の予測を事前に店側に伝えていないとの指摘もあり、関係者の間で不満が広がっている様子です。特に、平日と週末での来場者数の変動についての理解が不足しているとの声が多く聞かれます。
さらに、万博の開催中に提供される高級メニューの食材も、消費期限に迫っているとの報告があり、万博全体の運営に影響を及ぼす可能性が懸念されています。関係者は、来場者数の把握と適切な在庫管理の重要性を再認識し、今後の対策を講じる必要があるでしょう。
この一連の出来事は、万博の初期段階における混乱を象徴しており、来場者の増加と運営の安定が求められています。