佐々木朗希「球速が全然でなくてびっくりした」

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ドジャースの佐々木朗希投手が、19日のレンジャーズ戦で驚愕のパフォーマンスを見せた。先発として6回78球を投げたものの、急速が全く出ず、メジャー初勝利はお預けとなった。試合後、佐々木は「初回に急速が出なかったことにびっくりした」とコメントし、直球の最速はわずか96.9マイル(約155.95km)にとどまった。

初回、佐々木は様々な理由で自分の投球に納得がいかなかった様子。彼は「もっと上げていかなきゃいけない」と反省しつつも、先発としての役割を果たせたことには安心感を示した。序盤は3者凡退を達成したが、第3回には先頭打者に四球を与え、続く打者に先制点を許してしまった。それでも、6回まで2失点に抑える粘り強い投球を見せた。

しかし、9回に入ると、劇的な展開が待っていた。イエズが先頭打者に二塁打を許すと、鈴ガルシアに逆転さよならのヒットを浴びる痛恨の失点。佐々木の最大の武器である100マイル前後の4シームとスプリットが影を潜め、一時的な調子の悪さが影響したと見られる。

「怪我じゃなくて良かった」と安堵の表情を見せる佐々木だが、次回の登板での復活に期待が寄せられる。今後の彼の投球に注目が集まる中、ドジャースファンは彼のメジャー初勝利を待ち望んでいる。

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