小笠原之助投手が、ナショナルズ傘下のマイナーA、ロチェスターレッドウィングスでプレイ中に脇腹を痛め、負傷者リストに入ったことが報じられた。現地時間17日、球団からの公式発表があり、彼の状態が深刻さを増している。小笠原は中日からポスティングシステムを通じてナショナルズと契約し、2年間で350万ドル(約5億5000万円)という大金を手にしていたが、オープン戦での成績は振るわず、防御率11.25と期待を裏切っていた。
彼はマイナーリーグでの開幕戦で初先発を果たし、6回を投げて1失点とまずまずの結果を残したが、その後の試合では失点を重ね、成績が低迷していた。球団が彼を獲得した理由には疑問が残るが、彼自身は海外での経験を求めており、挑戦する価値を見出していたようだ。
小笠原は中日でのプレーから抜け出し、アメリカでの新たな挑戦を選んだが、その道は容易ではない。彼の投球スタイルには改善の余地が多く、今後の復帰が懸念されている。負傷者リスト入りが彼のキャリアに与える影響は計り知れず、ファンや関係者はその行く末を注視している。果たして、小笠原はこの困難を乗り越え、再びマウンドに立つことができるのか、今後の動向から目が離せない。