ドジャースの山本由伸投手が、驚異的なピッチングを披露し、サイ・ヤング賞に一歩近づいています。18日、敵地で行われたレンジャーズ戦で、初回から2者連続三振を奪い、7回を無失点で切り抜ける圧倒的な投球を見せました。彼の魔球は打者を翻弄し、日米のファンを驚愕させています。

特に注目すべきは、レンジャーズの打線を相手にした際、3巡目からカッターを駆使する戦略の変更でした。この大胆なアプローチが功を奏し、MLBを代表するデグロム投手に投げ勝ち、チームとしても無失点に抑えました。これにより、ドジャースはシリーズの出鼻をくじく大きな結果を得ました。

昨年は怪我による離脱がありましたが、今年はシーズンを通しての活躍が期待されます。山本投手の全ての球種が905点とも評されるそのクオリティは、他の投手と一線を画しています。サイ・ヤング賞獲得には、勝敗や防御率に加え、イニング数が150を超えることが鍵です。今後の彼の活躍に目が離せません。

「この人の投げるボールは、他とは全然違う」とファンも絶賛する山本投手。彼のパフォーマンスが続けば、日本人初のサイ・ヤング賞受賞者になる可能性も見えてきました。山本選手の今後の投球に、全てのファンが大いに期待しています。