NBAグリズリーズの河村勇輝選手が、4月13日のレギュラーシーズン最終戦で自己最多の12得点、5アシスト、さらに5リバウンドを記録し、観客を圧倒しました。この試合は日本時間14日に行われ、グリズリーズはマーベリックスに132-97で勝利を収めました。

河村選手は、試合開始早々から存在感を発揮しました。第1クォーターでは、アシストから始まり、続いて自ら3ポイントシュートを成功させ、観客の拍手を浴びました。特に注目されたのは、背面パスを駆使したプレーで、チームメイトのダンクを演出し、会場は大いに盛り上がりました。実況アナウンサーもそのプレーに興奮し、彼の才能を称賛しました。

試合は河村選手にとって、普段以上にアピールできる貴重な機会でした。主力選手が温存される中で、彼は積極的に攻撃を仕掛け、さらなる得点を重ねました。特に、第3クォーターではファウルを誘発し、バスケットカウントを成功させるなど、試合の流れを決定づける活躍を見せました。

試合後、暫定監督のトーマス・サロ氏は「彼は努力を続け、システムの中で自分を表現してくれた」と河村選手を称賛しました。ジャモラント選手もベンチから彼のプレーに大興奮し、チーム全体が彼を支える姿勢を見せました。

この試合が河村選手にとって今シーズンの最後の試合であり、2ウェイ契約のためプレーオフには出場できませんが、彼のパフォーマンスはファンに強い印象を残しました。来シーズンに向けての期待感が高まる中、河村選手は「さらにレベルアップして戻ってきたい」と意気込みを語っています。今後の彼の活躍に、引き続き注目が集まります。