日本テレビの長寿バラエティ番組『行列のできる相談所』が、2025年3月をもって終了することが明らかになりました。この報道は、12月12日の日本スポーツ新聞によって伝えられ、長い歴史を持つこの番組の突然の打ち切りに驚きの声が上がっています。番組は2002年にスタートし、法律問題をテーマにした再現ドラマを通じて、視聴者に弁護士の見解を紹介する新しい形のバラエティとして人気を博しました。
しかし、番組の衰退は目を覆うばかりで、その原因の一つにお騒がせYouTuberのふわちゃんの炎上騒動があるとされています。ふわちゃんは2020年からレギュラー出演していましたが、最近の不適切な投稿により、番組から降板することとなりました。彼女の存在が番組に与えた影響は大きく、視聴者の反発が高まっていたことも事実です。
制作会社の関係者によれば、最近のテレビマンの間でも「ついに終わる」という声が広がっており、番組の存続が困難になっていたことがうかがえます。特に、初代MCの島田紳助氏が引退した後、番組の魅力が薄れていったとの意見が多く見られます。視聴率自体は悪くなかったものの、内容のマンネリ化が影響していたとのことです。
さらに、同番組で活躍していたフットボールアワーの五藤照本さんは、ふわちゃんとの共演を通じて悩まされていたエピソードを語っています。彼は、紳助氏から受けたアドバイスを振り返りつつ、彼の存在がどれほど大きかったかを強調しました。
番組終了に対するSNS上の反応は様々で、視聴者からは「紳助がいない頃から面白くなくなった」との声が多く、その変化を嘆く意見も見受けられます。『行列のできる相談所』という名番組がその幕を閉じることとなり、今後のテレビ界の動向に注目が集まります。