人気ライバーの最上あいさんが、誰からも遺体を引き取られず無縁仏になる可能性が高まっている。この悲劇は、2025年3月31日に東京・高田の馬場で発生した事件に起因している。最上さんは、ライブ配信アプリ「ふわっち」で約2600人のフォロワーを持つ人気配信者であり、3月11日の午前9時50分頃、路上で配信中に刺殺された。この事件の容疑者は、金銭トラブルを抱えていた42歳の男性で、警視庁は殺人容疑で逮捕した。
最上さんの遺体は病院から遺体安置施設に移され、親族が存在しないことが確認された。彼女は18歳で子供を出産したシングルマザーであり、生活に苦しんでいたことから親族との連絡が途絶えていたとされる。このまま引き取り手が見つからなければ、最上さんの遺体は無縁仏として扱われ、自治体による合同墓地への埋葬が検討される。
彼女の死を受け、ネット上では様々な意見が飛び交っており、孤立した生活や支援の必要性を問う声も上がっている。配信仲間たちは、彼女が普段は明るく振る舞っていた一方で、私生活では孤立していた可能性を指摘している。事件の衝撃が冷めやらぬ中、最上さんの人生を振り返る声が多く寄せられている。
この事件は、現代社会における孤立や人間関係の重要性について再考を促すものであり、多くの人々にとって衝撃的な出来事となった。引き続き、警視庁の捜査状況にも注目が集まる。