フジテレビの中居正広（52）に関するトラブルが再び注目を集めている。2024年9月9日、フジテレビの第3者委員会は、中居と女性被害者との間で交わされたショートメールのやり取りを含む調査報告を発表した。この問題は、被害女性がフジテレビを訪れた際に発生したもので、彼女の訴えに対し、中居とフジの幹部とのコミュニケーションが明らかになった。

報告によると、女性Aが8月31日にフジテレビに連絡を入れた際、中居は「了解ありがとう。人段落ついた感じかな。色々助かったよ」と返信していた。このやり取りは、フジテレビの編成戦略センターでの松雲プーナ会に関与していたBC氏との間で行われたもので、彼は1996年に入社し、長年にわたり同社で重要な役職を務めてきた。

今回の報告書は、ネット上で「生々しい」との反応を引き起こし、多くのコメントが寄せられている。視聴者からは「これで逮捕されないのは上級国民の力だ」との声や、「倫理感が欠如している」との批判が相次ぎ、さらなる調査を求める声も高まっている。

一方で、中居は今後の芸能活動において支障がないとされており、彼の復帰を望むファンも存在する。しかし、この件が引き起こした波紋は大きく、フジテレビの体質や対応に対する疑問が浮き彫りになった。

今後の展開に注目が集まる中、被害者に対する正当な対応が望まれる。フジテレビはこの問題に真摯に向き合い、透明性を持った調査を続ける必要があるだろう。