広陵高校が新たな騒動の渦中にある。監督と部長が交代したにもかかわらず、学校側は県大会への出場を強行する姿勢を見せている。この決定は、SNSでの被害告発や事案隠蔽の疑惑が浮上する中で行われており、批判の声が高まっている。
新監督に就任した松本選手と新部長の竹口教員は、いずれも学校内部の人間であり、前監督の中井哲の影響が色濃く残る状況だ。実際、彼は依然として副校長としての地位を保持しており、影響力は健在と見られている。この状況下で、学校が行った内部アンケートの結果を根拠に「目はない」と結論付け、外部試合への参加を決定したことには疑問が残る。
保護者向けの説明会では質問が一切上がらなかったことも報じられており、内部調査の透明性が欠如している。生徒たちは、報復を恐れて本音を語れない可能性が高い。これに対して、SNSでは「内部の人間が昇進することは問題だ」との声が上がっている。さらに、バスケットボール部でも問題が指摘されており、学校全体の体制が問われている。
また、フジテレビの番組が被害者の告発を批判する内容を放送し、大炎上している。このようなメディアの取り扱いが、学校側の隠蔽を助長するのではないかとの懸念も広がっている。広陵高校は、果たしてこのまま県大会に出場するのか。今後の動向に注目が集まる。