フジテレビの調査報告書に、名だたる歌手・福山雅治が関与していたことが明らかになり、芸能界に衝撃が走っています。この調査は、フジテレビの中井正と、同局の元社長・港元が女性社員と女子アナウンサーを利用していた問題に関するもので、報告書には福山が大物タレントとして名を連ねていることが記されています。

調査によると、福山とフジテレビのプロデューサー・太田徹とのLINEのやり取りが確認され、女子アナウンサーとの飲み会を依頼していたことが明らかになりました。この飲み会は2005年からコロナ前まで続いており、参加者は少なくとも19名にのぼるとされています。参加した女子アナたちからは、下ネタを含む不快な発言があったとの苦情も寄せられています。

福山は、調査委員会のヒアリングに対して多忙を理由に書面での回答を行ったとされていますが、報告書には「性的発言は一切なかった」との主張が記されている一方で、女子アナたちの証言は異なり、下ネタが多く交わされていたとされています。この矛盾は、福山の名声に影を落とす可能性があります。

福山の事務所は、彼が飲み会に参加したのは仕事の一環であり、特定の個人に対する誹謗中傷を避けるために発言を控えたと説明しています。しかし、この説明は果たして信頼できるものなのか、疑問が残ります。

この問題は、フジテレビの内部での権力構造や、芸能界におけるセクハラの実態を浮き彫りにしており、今後の展開が注目されます。福山雅治の今後の行動と、フジテレビの対応がどのように進展するのか、引き続き注視する必要があります。