任天堂が教育現場にeスポーツを導入する大きな一歩を踏み出しました。任天堂アメリカ社は、週刊学業eスポーツ連盟ISEAとの間で画期的な契約を締結し、全国の小学生から高校生までの学生に新たな競技機会を提供します。この提携により、マリオカート8 デラックス、スマッシュブラザーズ スペシャル、スプラトゥーンの3タイトルが学校主催の大会で競われ、参加者はなんと8万人以上が見込まれています。
ISEAのダニエル・ジョンソン会長は、「任天堂との提携を非常に嬉しく思っている」と語り、学生たちがゲームで対戦する機会を拡大することの重要性を強調しました。任天堂は、Nintendo Switchオンラインのメンバーシップやデジタルゲームのダウンロードコードを大量に無償提供することを約束しており、これにより学生たちの参加意欲が高まることが期待されています。
このプログラムは、競争活動に参加したことのない学生同士のつながりを築くことを目指しており、全ての学生に学校での居場所を提供することが重要だとされています。任天堂アメリカ社のビル・鳥年副社長は、「子供たちが自分の情熱を育むための協力型競争型の遊びを通じてサポートしていく」とコメントし、今後の展開に大きな期待を寄せています。
この新たな取り組みが全国に広がることで、学校生活がどれほど楽しくなるのか、そして日本でも同様の動きが始まるのか、今後の展開から目が離せません。任天堂の決定が、子供たちの笑顔を増やすことは間違いないでしょう。