広陵高校が甲子園大会への出場を辞退した背景には、部員による加害事件がある。事件の発端は、被害者生徒の母親がSNSで告発したことだ。この告発を受け、学校側は大会出場を辞退することを決定したが、校長はその理由としてSNS上での誹謗中傷や爆予告を挙げ、「人命を守ることが最優先」と説明した。しかし、この説明は多くの批判を招き、ネット上では問題の本質をすり替えているとの声が上がった。
広島市議の無議士は、学校が被害者ポジションを取ることに対して強い疑問を呈し、SNSの影響を強調する姿勢に違和感を示した。さらに、オールドメディアがこの騒動を利用してSNSを攻撃する構図も浮き彫りになった。
今回の事態は、学校とメディアの対応が問題の本質を見失っていることを示しており、広陵高校の信頼は地元からも失われつつある。教育機関としての責任を果たすためには、根本的な改革が求められている。