自民党の終焉が現実味を帯びてきた。高市早苗と橋下徹の間で激しい論争が繰り広げられる中、田母神敏夫氏が「自民は反日に乗っ取られている」との見解を示した。この状況は、党の内部での対立や支持基盤の崩壊を象徴している。

橋下氏は、自民党が保守とリベラルの混在により混乱していると指摘し、高市氏が本当に覚悟を持って行動するかどうかが問題だと述べた。高市氏は自身の自民党への貢献を強調し、党を離れない理由を説明したが、その言葉は多くの支持者に納得を与えられなかった。彼女の反論は、自民党の現状に対する厳しい批判を回避するものであり、党内での支持が薄れていることを示唆している。

さらに、田母神氏は自民党が「リベラルに乗っ取られている」と主張し、党の方向性に対する不満を露わにした。この発言は、党の保守派が抱える危機感を浮き彫りにしている。自民党内の保守議員が存在することで、逆に党が変わることを妨げているとの意見もあり、支持者たちは失望感を募らせている。

杉田水脈氏のコメントも注目されており、彼女は自民党の逆風を認めつつも、党の変化には限界があると感じているようだ。これらの発言は、党の未来に対する懸念を強調しており、次の選挙での自民党の立ち位置が問われることになるだろう。

自民党の内部対立が激化する中、党の支持基盤が揺らいでいることは明白である。今後の展開に注目が集まる。