マクドナルドの「ハッピーセット」が全国で混乱を引き起こしている。特にポケモンカードを含む特別なプロモーションが始まった8月9日から、店舗前には長蛇の列ができ、数時間待ちの異常事態が発生している。朝5時から並ぶ人々や、モバイルオーダーで130人待ちという報告もあり、人気の高さが浮き彫りになっている。
しかし、熱狂の裏では転売問題が深刻化している。キャンペーン開始からわずか数時間で、フリマアプリのメルカリや中国のECサイトに大量のポケモンカードが出品されているのが確認された。ネット上では「ハッピーセット戦争」と揶揄される声が上がり、一般客が迷惑を被る状況が広がっている。
マクドナルドはメルカリと連携し、違反出品の監視や削除を強化し、購入制限を設けるなど対策を講じているが、SNSでは「1人1セットにすべきだ」という厳しい意見が相次いでいる。企業努力だけではこの問題の解決は難しいとの声も多く、純粋にカードを欲しがる子供たちが手に入れにくくなっている現実が悲劇的だ。
このハッピーセットを巡る騒動は、限定商法と転売問題の深刻さを再認識させるものとなっている。果たしてこの混乱はいつまで続くのか、さらなる動向に注目が集まる。あなたはこの現状をどう思いますか?ぜひコメントで意見をお聞かせください。