炎上から一転、「せいじは僧侶ではない」との内部告発が浮上し、注目を集めている。先日、千原政治氏が市議会議員との対談中に相手の人格を攻撃する発言を行い、ネット上で大きな批判を浴びた。この際、彼の僧侶という立場に対する疑問が多数寄せられたが、今回、同じ天台宗に所属する現役の和尚が自身のYouTubeチャンネルで重要な事実を発表した。
和尚によると、千原氏は正式な僧侶ではなく、受けたのは特度という儀式に過ぎない。これは僧侶の卵になるための入門段階であり、正式な僧侶になるには厳しい修行や儀式を経る必要がある。特度は10歳から受けられるもので、組織の名簿に名前を載せることに近いとのことだ。したがって、千原氏はまだその過程を経ていないというのが事実である。
さらに、千原氏が顧問を務める日本仏教協会についても言及され、これは伝統ある全日本仏教会とは全くの別組織であると断言された。日本仏教協会は2017年に設立された法人であり、その歴史や公的な位置づけは異なるため、これまでの批判の根拠となっていた「僧侶」という肩書き自体が誤解を招くものであったとされる。
この新たな事実を受け、ネット上では様々な反応が寄せられている。「僧侶ではなく僧侶の卵だったのか」「肩書きに騙されていた」といった声が上がり、千原氏の発言や行動に対する見方が一変する可能性がある。今回の騒動は、僧侶という肩書きが持つ影響力と、それに伴う責任についての重要な議論を引き起こすこととなった。