タイトル: みんな待望のベトナム米、店頭に並べられた結果→

日本の消費者が待ち望んでいたベトナム米が、遂に店頭に並べられたものの、その販売状況は芳しくないと報じられています。多くの消費者が期待を寄せていた中で、価格設定が原因で購入を躊躇している様子が浮き彫りになっています。

さまざまな店舗で販売されているベトナム米の価格は、5kgで5800円、10kgで7000円といった高額な設定がされており、これに対して消費者からは「国産米と同じ値段で東南アジアの米を買う理由がない」との声が上がっています。さらに、「半額であれば購入を考える」といった意見も多く見受けられ、価格に対する不満が広がっています。

特に、日本の米の価格よりも高いと感じている消費者もおり、国際市場の価格と比較しても「妥当な価格ではない」との意見が支配的です。また、過去の米不足時期における不味さの経験から、消費者は高品質を求める傾向が強まっているようです。

「試食を提供すべきだ」との提案や、デザインの改善を求める声もあり、これらの要素が販売促進に寄与する可能性が指摘されています。現地では1000円を切る価格で販売されている米がある中、日本での価格設定は「完全に誤解されている」との批判もあります。

消費者の健康志向や食生活の多様化が進む中、米の消費が減少している現状も影響しているようです。今後、価格の見直しやプロモーションの工夫が求められる中、ベトナム米が日本市場で定着するかどうかは、販売戦略にかかっていると言えるでしょう。