米ファンド株主、再び富士テレビに激怒!
日本のメディア界で大波乱が起きている。22回目となる所管会見を経て、ダルトン・インベストメンツが富士メディアホールディングス(フジHD)に対して激しい怒りを表明した。問題の発端は、タレント中井正弘氏に関する不適切な対応だ。ダルトンは、富士が事実を隠蔽していると非難し、記者会見の内容にも不満を募らせている。
日本時間17日に行われた記者会見では、富士側が具体的な説明を避け、質問への回答もほぼ皆無だったことが明らかになった。この状況に対し、ダルトンは「隠蔽以外の何物でもない」と強く批判。さらに、富士がスポンサーを失い、収益源が危機に直面していることも指摘した。
「このような対応では、中井氏の復活は不可能だ」とダルトンのエクスタイン島の調査チームは警鐘を鳴らしている。加えて、総務省の対応にも疑問を呈し、役人たちが見て見ぬふりをしている実態が問題視されている。
富士社長は、約50回の質問に対し具体的な回答を避け続け、記者会見は制限だらけで、メディアの信頼を失う結果となった。ダルトンがいなければ、事態は「なあなあ」で済まされていたかもしれないが、外資規制の中でのこの騒動は収束を見せる気配がない。
株主総会では、ダルトンと富士側の直接対決が予想され、緊迫した展開が続く。果たして、富士はこの危機をどう乗り越えるのか。視線はますます集まる。