中居フジ幹部「まだ終わってないよ」

中居正広と元フジテレビ女性アナウンサーとの間で発生した性的トラブル問題が新たな局面を迎え、注目を集めている。1月23日に中居が芸能活動の委託を表明した後、3月31日に発表された第3者委員会の調査報告書が彼に対して厳しい認定を下した。しかし、中居側は5月12日に弁護士を通じて強く反論し、調査結果に対する証拠開示を求めたが、22日に第3者委員会はこれを拒否。その後、中居側は音声データの開示を要求し、事態はますます緊迫した状況へと進展している。

さらに、トラブルに関与したとされるフジテレビ元編成幹部Bに対する処分を巡り、局内は混乱に陥っている。Bは被害女性Aを仲居との食事会に複数回参加させていたという疑惑が浮上しており、Aが入院した際には中居との相談に対し「無邪気なLINE」を提案するなど、その対応が物議を醸している。

清水健二社長は3月31日の記者会見で処分を約束したものの、5月16日の囲み取材では「遅れております」と認め、SNS上ではフジテレビの信頼性に対する疑問の声が相次いでいる。報道によれば、Bの処分は中居の反論文書を受けて発表が見送られたという。

中居側と第3者委員会の対立、Bの処分問題、そして全体的な状況の収束の見通しは立たず、フジテレビの対応に対する厳しい批判が高まっている。メディア企業としての責任を果たすためには、内部の不正に対しても迅速かつ厳格な対応が求められている。果たしてフジテレビはこの危機を乗り越え、再生を果たせるのか。今後の展開から目が離せない。

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