三菱重工業は、女優・永野芽郁との広告契約を即刻解除し、彼女の画像をすべての広告から削除したことを発表しました。この決定は、永野が関与する不倫疑惑が報じられたことを受けて行われたもので、広告業界全体に波及する影響が懸念されています。

13日、三菱重工業は永野の広告を取り下げると同時に、サントリーも彼女と俳優・田中圭が出演するCMの放送を中止すると発表しました。これに先立ち、愛シティが最初に彼女のCMと画像を削除したのを皮切りに、サンスターやJCBなども同様の措置を取っています。広告業界では、永野と田中の不倫疑惑が表面化する前、永野は10社以上、田中は3社以上の広告契約を保持していました。

今回の騒動は、企業ブランドの信頼性に深刻な影響を及ぼす可能性があり、広告業界はリスク回避に奔走しています。知名度の高い芸能人がトラブルに直面すると、企業にとっても大きな損失となり得るため、迅速な対応が求められています。週刊誌の報道により、広告契約の解除は続くことが予想され、メディアはこのスキャンダルに対する注目を集めています。

さらに、今後の展開として、企業側は外部の調査会社を通じて徹底的な調査を行うと見られ、信用回復に努める姿勢が伺えます。永野の事務所は、映画やドラマの制作を無事に終えられれば、経済的な安泰を図れると考えているかもしれませんが、今後の状況は依然として不透明です。広告業界の動向とともに、今後のメディアの報道に注目が集まります。