フジテレビ株式会社の相談役である日枝久氏（87）が、自宅での転倒によって腰椎を圧迫骨折し、緊急入院したことが明らかになりました。27日に行われた富士メディアホールディングスの記者会見で、同社の金光オ社長は、日枝氏が先週末から入院していることを報告しました。この会見は取締役会に関連して行われたもので、日枝氏は欠席しました。

日枝氏は今月20日に行われたヤクルトの取締役会に出席していた際には健康状態に問題は見られませんでしたが、その後、自宅での事故により入院に至ったとのことです。金光社長は、「日枝氏は治療に専念しているため、今後の業務に支障がないことを願っています」と述べました。

一方で、この突然の入院については疑問の声も上がっています。一部の報道やコメントでは、入院のタイミングが政治的な背景を持つのではないかとの憶測が広がっています。特に、高齢者が経営の最前線から退くべきだという意見も多く、日枝氏の引退を望む声が高まっているようです。

日枝氏は長年にわたりフジテレビの経営に携わっており、その影響力は大きいですが、今後の健康状態や経営への影響が注目されます。メディア界における彼の存在感は依然として強いものの、今回の入院が彼の経営活動にどのように影響するのか、今後の動向が気になるところです。