石橋貴明がZONEにトラウマを抱える理由が再び注目を集めている。かつてのバラエティ番組での出来事が、ネット上で話題となっている。問題の番組は、石橋と中井貴一がMCを務めたTBSの歌番組『歌番』で、2002年3月28日に放送された特別版に登場したのは、当時人気急上昇中の4人組アイドルバンドZONEだった。

ZONEは2001年2月にメジャーデビューし、同年8月にリリースした「シークレットベース 〜君がくれたもの〜」が大ヒット。彼女たちが番組に出演したのはこれが2度目だった。しかし、石橋が当時15歳のドラム担当・水に対して、「なんかバツバツバツバツの先っぽみてえだな」と遠慮なく発言したことが問題視された。

水はその発言に対して真っ赤になり、「ふざけないでください」と抗議。石橋はその反応を受けても涼しい顔で「いいじゃん」と返すなど、制作サイドも楽しんでいる様子が見受けられた。この一幕は、視聴者の間で物議を醸し出し、石橋の言動が再評価されるきっかけとなっている。

ネット上では「石橋がひどすぎた」との声や、当時の放送についての懐かしむ意見が飛び交い、さらには「今でもテレビはこんなことをしている」との批判も見られる。視聴者は、このような過去の出来事を掘り返すことに対して疑問を呈しており、感情優先で物事が進んでいる現状に対する不満も表明されている。

石橋自身も、当時の発言を振り返り「美味しいと思っていた」と語ったことがあるが、それに対する社会の反応は厳しいものとなっている。過去の行動が現在に影響を及ぼす中、彼の言動が今後どのように語られていくのか、引き続き注目が集まる。