大阪万博がいよいよ13日に開幕を迎える中、大阪関西万博会場の準備状況に対して懸念の声が上がっています。特に、約160カ国が参加する中で、インドのパビリオンの工事が遅れていることが報じられました。9日に行われた報道公開では、インドパビリオンの外観が未完成で、鉄骨の足場や建築資材が周辺に散乱している様子が見受けられました。
インドの建設スタッフは「あと数日で完成する」と笑顔で話していましたが、工事時間の制限が厳しく、実際の進捗には不安が残ります。参加国の中で自前でパビリオンを建設する国は約50カ国にのぼり、他の国々もバックヤードでは作業が続いている状況です。
また、万博開催に際しては、メタンガスの発生に関する問題も懸念されています。来場者にとっては、寒い時期に訪れるため、快適な観覧ができるかどうかも課題となっています。SNSでは、「税金を無駄にしないために全員で黒字にしよう」といった意見や、「行政の計画が不十分だ」といった批判が寄せられています。
大阪の地元住民からは、万博を成功させるための協力を求める声が多く、プロジェクトの完成を期待する意見が目立ちます。今後の進捗次第では、万博が地域経済にどのような影響を与えるのか、注目が集まることでしょう。