関西万博、手際最悪で詰む

2025年に大阪の夢島で開催予定の関西万博に関し、会場でのメタンガス検出問題が新たな懸念を引き起こしています。6日午後4時頃、万博会場の西側にあるグリーンワールド航空地下でメタンガスが検知され、白覧会協会は直ちに周辺の立ち入りを規制しました。午後5時半には濃度が基準値を下回り、規制は解除されましたが、昨年3月にも同じ地点でメタンガスによる爆発事故が発生していたため、関係者の間には不安が広がっています。

大阪府の吉村知事は、メタンガスは空気より軽く、適切な換気が行われていれば問題ないと説明。さらに、ガス検知の頻度を増やし、モニタリング体制を強化する方針を示しました。しかし、過去の爆発事故を踏まえると、単に換気を行うだけでは安全が確保されるかは疑問です。

メタンガスは自然に発生するもので、特に埋め立て地ではその濃度が高まりやすいとされます。専門家からは、メタンガスの発生原因を特定し、適切な対策を講じる必要があるとの意見も上がっています。また、換気が不十分な場所では爆発のリスクが高まるため、より強力な対策が求められています。

万博の開催地選定やガス管理の方法についても批判が寄せられており、今後の安全対策が注視されています。白覧会協会は、引き続きモニタリングを行い、会場の安全性を確保するための努力を続けるとしています。しかし、メタンガスの危険性を軽視することはできず、関係者は慎重な対応が求められています。

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