滋賀県米原市、岐阜県大垣市、東京都立川市に住む中高生3人が、生成AIを悪用して20億件以上の個人情報を転売していたとして逮捕されました。彼らは楽天モバイルのシステムに不正アクセスし、1000件以上の通信回線を不正に契約・転売していたとされています。
逮捕されたのは、高校1年生の16歳と、中学3年生の15歳の少年たちで、彼らはオンラインゲームを通じて知り合いました。主に16歳の高校生が自作したプログラムを利用し、20億件以上のIDとパスワードのセットを購入した上で、楽天モバイルのシステムに侵入して不正契約を行っていました。これにより、彼らは数多くの回線を不正に契約していたことが判明しています。
この事件は、未成年者がここまで高度なハッキング技術を持っていることに驚きをもたらしています。また、オンラインゲームの仲間が犯罪に発展する危険性や、SNSで自慢をする心理も問題視されています。専門家は、生成AI技術の進化がこのような犯罪を助長していると指摘しており、今後のAI規制の強化が必要であると警鐘を鳴らしています。
日本における個人のセキュリティ意識を高めることが求められており、特にパスワード管理の重要性が再認識されています。犯罪が進化していく中で、未成年者でも高度なサイバー犯罪が発生する時代に突入していることは非常に憂慮される事態です。今後、このような事件が増えると、AIの利用に対する規制が厳しくなる可能性もあるでしょう。