個人情報流出の「旅の宿海本」がこっそりと営業を再開していたことが明らかになりました。この宿は、宿泊客の個人情報を無断で第三者に渡し、さらには脅迫騒動に発展した経緯があります。最近まで、Googleマップではこの宿のプランが表示されず、営業停止状態が続いていましたが、数日前から予約可能な状況に戻っていたことが確認されました。
報道によれば、海本は過去のトラブルについての謝罪を一度電話で行ったのみで、個人情報保護法に背いたことに対する説明は一切行っていない状況です。最近、予約の再開と同時にInstagramのアカウント名を変更し、利用者からの注目を避けようとしている様子も見受けられます。新しいアカウントは一見すると海本とは分かりづらくなっていますが、過去の投稿が削除されていないため、追跡は可能です。
再開後の料金については、炎上前と比較して若干安めの設定がされており、例えば平日で食事込みの一般客室は1人当たり1万円から、食事なしで2人で1万4280円とされています。また、特別室も半額近い価格で提供されていることから、炎上を気にしない利用者には魅力的に映るかもしれません。
しかし、海本の向かいにはカフェ&バーがあるため、宿泊を検討する際は注意が必要です。また、再開したかどうかは不明ですが、カフェ&バーの営業状況についても、利用者はあまり情報を得られていない様子です。ネット上では、海本の再開についての批判の声も多く集まっています。宿泊者の個人情報が関わる問題だけに、業界全体への影響も懸念されるところです。