フィリーズ監督、佐々木朗希に脱帽コメント
日本時間6日、ロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希投手がフィリーズとの試合でメジャーリーグ3度目の先発を果たし、5回68球を投げて交代した。試合はフィリーズが先制点を挙げたものの、最終的にはドジャースが3対1で勝利を収めた。佐々木は4回を投げて3安打3失点4奪三振を記録し、メジャー初勝利には至らなかったが、彼の投球には光明が見えた。
これまでの2度の先発ではストライク率が44.6%と52.5%だったが、この日はバーンズ捕手と組んだことで603%という高いストライク率を記録。特にスプリットの割合が28球中41.2%と、過去の試合の26.8%を大きく上回る結果となった。一方で、スライダーの使用はわずか5球に留まり、最小の割合であった。
フィリーズの監督トム・モブトムソンは、佐々木の投球を称賛し、「彼は非常に良かった。過去の登板よりも多くのストライクを投げ、スプリットも素晴らしかった。私たちはこれまでよりも多くのゾーン外の球にやられてしまった」とコメントした。フィリーズの打者たちは佐々木のスプリットに苦しみ、攻撃の手がかりをつかむことができなかった。
今回の試合を通じて佐々木の成長が期待される中、次回の登板にも多くのファンが注目している。監督の賛辞を受けた佐々木が今後どのような投球を見せるのか、ますます楽しみだ。