ドラッグストア「コスモス」の店舗が不正な駐車料金の請求を行っていたことが発覚し、現在大きな炎上を引き起こしています。問題の発端は、大阪府松原市にあるコスモス松原インター店の店長が、隣接するラーメン店の客に対して無断駐車を理由に1万円を請求したことです。
4月1日、ある男性がラーメン店での食事を終え車に戻ると、コスモス店長からの脅迫文が車に挟まれていました。文面には「無断駐車をした場合、ナンバーを控え1万円を支払え」と記されており、店頭に来るよう要求されました。しかし、駐車場の看板にはコスモスとラーメン店の両方の表示があり、駐車場が専用であることは明示されていませんでした。
男性は支払いの意思を示しつつも、コスモスのホームページから問い合わせを行ったところ、「無断駐車は認めない」との返答しか得られず、納得できない結果に不満を抱きました。この一連のやり取りに対し、SNSユーザーからも非難の声が相次ぎ、コスモスは大炎上に直面することとなりました。
炎上を受けて、コスモス本部は店長に直接連絡し謝罪しましたが、調査は不十分で、店長が違法駐車と主張していた場所は実は共用駐車場であったことが明らかになりました。さらに、この店舗の駐車場はラーメン店の敷地を横断する形で作られており、そのために両者の合意が必要だったとされています。
今回の問題は、単なる店長の判断によるものではなく、コスモス本部の指示によるものではないかとの疑惑も浮上しています。店長が共用駐車場であることを理解していなかった可能性も指摘される一方で、駐車場利用者に対して直接的な脅しを行っていたことは明らかであり、コスモス全体の信用にも影響を及ぼす事態に発展しています。