ロサンゼルス・ドジャースが開幕からの8連勝を達成し、その立役者である大谷翔平選手が劇的なサヨナラホームランを放ちました。この試合は4月2日(現地時間)にドジャースタジアムで行われ、ドジャースがブレーブスに対して5点差を逆転するという信じられない展開が繰り広げられました。
試合は序盤から厳しい展開が続き、ドジャースの先発投手ブレーク・スネルが2回までに5点を失いましたが、ドジャースはその後の打撃で反撃を開始。エドマン選手のツラホームランや、マックス・マンシー選手の同点打で試合は最終回へと進みました。そして迎えた9回裏、運命の打席に立った大谷選手は、同僚のライセル・イグレシアス投手から初球のチェンジアップを捉え、サヨナラホームランを放ちました。この一打は打球速度およそ165km、飛距離は約122mに達し、ドジャースファンを熱狂の渦に巻き込みました。
試合後、MLBのレジェンドであるバリー・ボンズも大谷選手のプレーに驚き、「やはり人間じゃない」と称賛を惜しみませんでした。SNS上でも大谷選手のホームランがトレンド入りし、アメリカ国内外でその影響力の大きさが改めて示されました。
監督のデイブ・ロバーツは、大谷選手のスター性に驚きを隠せず、「翔平は翔平だ」とコメント。ドジャースはこれで開幕から無敗の8連勝を果たし、1923年のニューヨーク・ヤンキース以来92年ぶりの新記録を樹立しました。大谷選手自身も、今後のシーズンに向けてさらなる高みを目指す姿勢を見せています。
開幕からの快進撃を続けるドジャースと大谷選手の活躍に、今後も目が離せません。