高野連、言い訳が酷すぎる
夏の甲子園での重大な出来事が波紋を呼んでいる。広島の工陵高校が、三重代表の津学園との試合を前に出場を辞退した。この決定を受け、大会会長の田社長と高野連の宝会長が緊急会見を開き、謝罪の言葉を述べた。宝会長は、工陵高校の判断を受け止めつつも、今後は加盟校に対して防化を認めない姿勢を強く求めるとした。しかし、最も大きな問題はその対応の遅れであり、事態が明らかになったのは試合当日だった。この遅れは、高校野球界全体に深刻な疑問を投げかけている。SNSの影響で問題が表面化しなければ、事態はさらに悪化していた可能性もある。これは単なる一件ではなく、高校野球界の深い体質を露呈している。選手たちの無念を思うと、組織の責任が問われるべきだ。