ダイソーが2025年秋に任天堂スイッチ用ソフト「無視人理」を発売することを発表し、ホビー業界に再び衝撃を与えています。この新作は、ダイソーがこれまでに展開してきたトレーディングカードゲーム「人理」の進化版であり、全カードを収録したスターターセットやオリジナルストーリーモード、オンライン対戦機能を備えています。価格は未定ですが、110円という手頃な価格で提供された元のカードゲームの魅力を引き継ぐことが期待されています。
ダイソーは2022年に「人理」を発売し、カードゲームの世界に多くの新しいファンを呼び込みました。特に、カブトムシやクワガタといった人気の虫をテーマにしたこのゲームは、単なる遊びを超えた教育的な側面も持ち、図鑑のような役割も果たしています。
しかし、この発表には一部のファンから懸念の声も上がっています。便利さがゆえに、紙のカードの価値が失われるのではないかという懸念が広がっているのです。また、今後の新カードが有料DLCとして提供されるのか、無料アップデートで追加されるのかについても疑問が残ります。ファンは、手軽に楽しめるという原作の魅力が失われないことを願いつつ、今後の展開を見守っています。
このように、ダイソーの新たな挑戦は多くの期待を寄せられる一方で、トレーディングカードゲームの本質的な価値を損なう可能性についての議論も巻き起こっています。ファンの間での賛否が交錯する中、ダイソーがどのようにしてこの新作を展開していくのか、今後の動向に注目が集まります。