藤井貴彦アナ、参政党代表へ「安上がりという表現は使ってほしくなかった」発言にネット賛否(デイリースポーツ)
元日本テレビでフリーの藤井貴彦アナウンサーが20日、日本テレビ系選挙特番「zero選挙2025」で、参政党の神谷宗幣代表へ投げかけた言葉がネットで賛否を呼んでいる。藤井アナは、神谷代表との中継で「最後に一つだけお伺いしたい」と切り出し「日本の安全について、核武装が安上がりだとする候補者がいらしゃいました。議論すること、主張することは大切だと思うが、戦後80年、おじいちゃんおばあちゃんが大切に育ててきた平和について、安上がりという表現は使ってほしくなかったんですよ。この点、どう感じているか」と質問した。
これに神谷代表は「私は決してそういう発言はしません」と言い「これから数が増えてくるといろんな議員がいろんなことを言ってくると思うので、しっかり党のガイドラインを決めて参政党の政策を落とし込んだ上で、選挙に出てもらうことをやらないと、こういう問題がまた起きるんだろうなと思っている」と答えていた。
この藤井アナの問いは放送直後からネットで話題となり「藤井アナ…よく言ってくれました涙 本当にありがとうございます」「藤井アナ、核武装の発言について言及してくれたのありがたい」「藤井貴彦アナ、『核武装は安上がりという言葉は使って欲しくなかった』際どい発言かもしれんが藤井アナの誠実さを感じた」「批判もたくさんされるって分かっててもこれを言ってくれた藤井アナにすごく感謝してる」などの声が。
一方で「安保に関して戦後80年全て良かったわけでもない。公平性を保たなければいけないアナウンサーの発言としては不適切」「ニュースzeroの藤井アナにがっかり」「私見を大々的に述べるアナウンサーは要らない」「藤井アナ、アナウンサーのお気持ち表明はいらないです」の声も上がっていた。