人気お笑いコンビのバナナマンが、宿泊予約サイト「アボ田」を巡るトラブルに巻き込まれ、炎上状態にある。利用者からの予約情報がホテルに届かないという深刻な問題が相次いで報告され、宿泊を断られるケースや、異なる部屋が手配される事例が発生した。さらに、公式料金を大幅に上回る請求が行われるなど、多くの顧客が困惑している。
この問題を受け、大手ビジネスホテルチェーンの東横インは、アボ田に対して公式サイトで注意喚起を行った。また、有名リゾートグループ「星のリゾート」の社長もこの件に対して苦言を呈し、企業側からも問題視する声が上がった。報道が進む中、アボ田に対する批判がネット上で高まり、炎上状態となっている。
しかし、事態はこれだけでは終わらなかった。アボ田のテレビCMにバナナマンが出演していることが新たな焦点となり、問題が明らかになった後もCMが放映され続けていることに対する疑問が多くの声として上がった。視聴者からは、「なぜ問題のある企業の広告に出演し続けるのか」といった厳しい意見が寄せられている。
タレントのCM出演が企業のイメージに与える影響は大きく、契約上の義務があるために出演を続けることが難しいとしても、バナナマンのイメージが低下するのは避けられないと考えられている。ネットでは、「タレントはイメージ商売なので仕事を選ぶべき」との意見も見られ、バナナマンへの期待と厳しい目が交錯している。
この騒動は、宿泊予約サイトに対する信頼を揺るがし、利用者にとっても深刻な問題であることを示している。今後の展開が注目される。