政治家の河合裕介議員が自身のSNSで「敵に回すとこうなる」との勝利宣言を行い、ネット上で大きな反響を呼んでいる。この発言は、お笑い芸人の千原誠治氏との対談動画に起因するもので、千原氏が対談中に示した非協力的な態度が視聴者からの激しい批判を受け、千原氏のYouTubeチャンネル登録者数が急減したことを受けたものだ。
問題の対談は2025年7月18日に公開され、埼玉県の外国人問題をテーマにしたものであった。しかし、千原氏は開始早々から「興味ないコメントをする人は暇人」などと発言し、議論の中で相手の過去を笑いながら揶揄する姿勢を見せた。この態度は視聴者からの強い反発を招き、結果として千原氏のチャンネル登録者数はわずか数日で51万5000人から約1万人も減少した。
河合議員のSNS投稿は、この状況を受けてのものであり、彼の「勝利宣言」は千原氏の行動が多くの人にとって許容できないものであったことを示している。SNS上では、河合議員の発言に対する賛同の声が多く寄せられ、「千原氏の愚行が河合議員の正当性を際立たせた」といった意見が見られた。
この一連の騒動は、影響力のあるタレントが公の場で他者を攻撃することのリスクを浮き彫りにした。視聴者の反応からは、人格攻撃が逆効果を招くことが明らかになり、今後の政治的発言やメディア対応に影響を与える可能性がある。ネット上での反響は、今後も注視されることだろう。