沖縄に新たなテーマパーク「ジャングリラ」が登場する。2023年7月25日に開業予定のこのパークは、東京ドーム13個分の広さを誇り、沖縄の豊かな自然を活かしたアトラクションを提供する。特に注目されるのは、映画「ジュラシックパーク」をテーマにした「ダイナソーサファリ」で、最先端のアニマトロニクス技術を駆使し、リアルな恐竜体験を提供するという。
「ジャングリラ」は、沖縄北部の広大なゴルフ場跡地に建設中で、全22のアトラクションが計画されている。入場券の価格は国内在住者が6930円、海外在住者が8800円と設定されており、特にアジア各国からの観光客をターゲットにしている。このプロジェクトを手掛けるのは、マーケティング集団「刀」のCEO、森岡毅氏である。
森岡氏は、ジャングリラの成功が沖縄の観光業に新たな風を吹き込むと期待を寄せている。彼は、沖縄の立地がアジアの主要都市からアクセスしやすく、約20億人の潜在的な観光客をターゲットにしていると説明した。また、事業のリスクとして、沖縄への旅行が何らかの理由で制限される可能性を挙げた。
「ジャングリラ」は、観光地としての沖縄の認知度を高め、地域経済の発展を目指している。森岡氏は、成功すればこのビジネスモデルをアジア各地に展開する計画もあると述べ、沖縄を観光の新たな拠点にする意欲を示した。果たして、「ジャングリラ」がディズニーやUSJに匹敵する存在となるのか、注目が集まる。