TBSの報道特集が放送した内容に対して、視聴者からの激しい批判が寄せられている。特に、12日に放送された回では、「日本人ファースト」というスローガンが外国人差別的な印象を与える形で取り上げられ、政治的中立性が欠如しているとの指摘が相次いでいる。この放送は、埼玉県川口市での不法在留クルド人問題や、外国人による犯罪に関する報道と結びつけられ、視聴者の不安を煽る内容となった。

番組の最後には、女性アナウンサーが特定の政党への投票を控えるよう有権者に呼びかける発言を行い、これが放送法第4条に抵触する可能性が指摘されている。また、番組内でのインタビューでは、中国人留学生が日本政府からの支援を受けている状況が明らかになり、外国人が優遇されているという印象を強める結果となった。

視聴者からは、TBSの報道が選挙妨害に該当するとの声が上がり、放送権を取り上げるべきだとの意見も出ている。特に、「日本人ファースト」という言葉が外国人差別を助長する形で利用されていることに対する反発が強く、番組の内容が一方的であるとの批判が集中している。

報道特集の放送内容は、視聴者の信頼を失う危険性があり、今後の展開に注目が集まる。特に、この問題が政治的な影響を及ぼす可能性があり、メディアの中立性が問われる中で、視聴者の反応がどのように変化するのかが注視されている。