お笑いコンビ「ロッチ」の中岡総一さんが、人気バラエティ番組「世界の果てまで行ってQ！」のベトナムロケ中に重傷を負ったことが明らかになり、衝撃が走っています。7月4日の収録中にモーターボートを使用した企画でお尻を強打し、現地の病院で第2腰椎圧迫骨折と診断されました。中岡さんは、この怪我により下半身の機能に影響を及ぼす可能性があるとされており、今後の精密検査が待たれます。

日本テレビは公式サイトで、怪我の詳細と共に中岡さんへの謝罪を発表。関係者には批判が寄せられており、特に番組制作における安全管理体制への疑問が浮上しています。中岡さん自身も、47歳という年齢を考慮しつつ、今後の体の使い方に注意を払う必要があると述べていますが、依然として視聴者を楽しませるために努力する姿勢を崩していないことを強調しました。

中岡さんは、昨年5月にも同番組で右足関節を骨折しており、今回の怪我は2度目となります。番組の長期放送に伴い、出演者の高齢化が進んでいることも指摘されており、今後のロケ企画に対する安全対策の見直しが求められています。また、今年2月には別の企画で問題が発生し、テレビ局全体の管理体制が問われる事態にもなっています。

中岡さんの怪我が、さらなる安全対策の強化につながることが期待されます。今後の彼の回復を願う声が多く寄せられていますが、バラエティ番組における出演者のリスクと、制作側の責任についての議論は続くでしょう。