女優・遠野なぎこが作家と交わした“約束”
女優・遠野なぎこが作家と交わした“約束” 本人は「猫ちゃんと暮らしたいの」「寒いよ」「一人ぼっちだから」
東京・豊島区の築19年のマンション。繁華街から少し離れた閑静な住宅街に佇むマンションが赤色灯の喧騒に包まれたのは7月3日の夕刻だ。
スポーツ紙記者が話す。
「このマンションに住む女優の遠野なぎこさん(45)の自宅から女性の遺体が発見された。遺体の状態から死後数日が経過していると見られ、身元の特定を進めている。遠野さん本人とはいまだ連絡が取れていない状況です」
朝ドラ「すずらん」のヒロイン
神奈川県出身の遠野は10代の頃から子役として活躍。1991年に「鳥人戦隊ジェットマン」(テレビ朝日系)に本名の「青木秋美」名で出演し、ドラマデビューを飾った。その後、NHK大河ドラマなどに出演。そして注目されたのが、1999年に放送されたNHKの朝ドラ「すずらん」でのヒロイン抜擢だ。
「大正末期の北海道留萌地方が舞台。当時、連続テレビ小説のヒロイン役に新人ではなく子役時代から大河ドラマのレギュラーなど演技実績がある女優が起用されたのは異例でした。親に捨てられ、母親を探し求める難役を演じきり、一気にその名を全国に轟かせた」(同前)
女優として順風満帆のキャリアを歩む一方で、彼女の人生は相反するかのように波瀾万丈だった。
「遠野さんの母は18歳のとき妊娠し、19歳で出産。小学校5年生のときに離婚して遠野さんときょうだいは母親に引き取られたのですが、遠野さんは後に、母に子育てを放棄されたと振り返っています」(芸能記者)
15歳で摂食障害になり、今年6月には自身のブログでうつ病と診断され、訪問看護が始まることを明かしていた。
恋多き女としても知られた。2009年5月に一般男性と結婚。しかし、同年7月にわずか72日間で離婚。2014年5月にも元プロボクサーの一般男性と再婚するも55日で離婚。さらに、2023年2月に年上の一般男性と3度目の結婚をするも2週間でスピード離婚した。