現代のレトロゲームの定義が大きく変わっていることが、最近のSNSでの投稿を通じて明らかになりました。ファミリーコンピューターやスーパーファミコンといった懐かしいゲーム機を思い浮かべる多くの人々にとって、現代のレトロゲームのラインナップには驚きが待っていました。
あるゲームファンが投稿した写真には、レトロゲームと大きく書かれた看板の下に、Nintendo 3DSのソフトが並んでいる様子が映し出されていました。スーパーマリオ3Dランドやマリオカート7、ファイアーエムブレム覚醒など、最近まで現役で遊ばれていたゲームが「レトロ」として扱われていることに、多くのファンが衝撃を受けています。
この投稿は瞬く間に拡散され、「自分の青春が過去のものになった」との悲鳴や、レトロゲームの定義がどのように変わってしまったのかを嘆く声が多数寄せられました。ネット上では、「3DSがレトロなら、ファミコンやスーファミは古代遺跡か?」といった反応や、「PS2までがギリギリで、PSPやDSはまだ新しい感覚」との意見が飛び交っています。
実際、3DSは2011年に発売されており、10年以上が経過したことから、レトロゲームの基準に達していることは否めません。しかし、感情的には受け入れがたい現実であると感じる人も多く、かつてのゲームが歴史的価値を持つようになったことに戸惑いを隠せない様子が伺えます。
この現象は、ゲームの世代交代が進んでいることを示しており、今後もレトロゲームの定義が変わり続ける可能性が高いと考えられます。ファミコンはすでにクラシックやアンティークの領域に入っているとの声もあり、時代の流れを感じさせる出来事となっています。