ドジャースの佐々木朗希投手が、メンタル面での深刻な問題に直面していることが明らかになりました。ブルペンでの投球ができない状況が続いており、プライヤー投手コーチは「まだブルペン入りの目途が立っていない」と語りました。佐々木は右肩の故障から回復を目指しているものの、精神的な壁が彼の前進を妨げています。
5月上旬に故障者リストに入った佐々木は、約3週間のノースローを経て、5月下旬から軽いキャッチボールを再開。しかし、彼のメンタル回復には時間がかかると予想されています。「故障した選手は再発を恐れている。メンタルの壁を乗り越えなければ、次のステップに進めない」とプライヤーコーチは強調しました。
ブルペンではエースと称される佐々木ですが、マウンドに立つと不安が勝り、ストライクが入るかどうかの心配が大きいと指摘されています。特に、メジャーリーグの厳しい環境では、メンタル面の強化が不可欠です。チームメイトやファンからの期待が重くのしかかる中、彼の今後が心配されています。
さらに、60日間の故障者リストへの移行が検討されており、これによりチームの選手枠が圧迫される可能性も浮上しています。佐々木がこの状況を乗り越えられなければ、今季中の復帰は難しいとの見方もあります。ドジャースの未来を担う若き才能が、果たしてこの試練を克服できるのか、目が離せません。