タイトル: スーパー秋台の社長が備蓄米政策に猛反発
東京のスーパーマーケット「秋台」の社長、秋葉博道氏が、農林水産省の小泉新次郎大臣による備蓄米の流通政策に対して強い不満を表明しました。秋葉社長は、政府が提案する備蓄米の直接供給が現実的ではないとし、特にその流通方法に関して疑問を呈しました。
秋葉社長は、東京での中継番組に出演し、「低温保存やパッケージングができる業者はほぼ存在しない」と指摘しました。彼は、政府から供給される米が大規模なトラックで運ばれてくることを考慮すると、通常のスーパーマーケットでは対応が難しいと語りました。また、保管時に盗難防止対策を講じる必要があり、簡単に扱えるものではないと強調しました。
さらに、秋葉社長は、備蓄米を取り扱う業者が限られている現状を説明。彼は「いつもお米を扱っている業者から仕入れるのが現実的だ」と述べ、政府の政策に対して厳しい姿勢を崩しませんでした。彼のコメントは、ネット上で多くの共感を呼び起こし、「新次郎大臣はスーパーマーケットに行ったことがないのではないか」との意見も寄せられています。
今後、米の価格がさらに上昇する可能性があるとの情報もあり、秋葉社長は、赤字での販売が続かない限り、価格が下がることはないと警告しました。彼の意見は、消費者や業界関係者の間で大きな関心を集めています。この議論は、今後の備蓄米政策においても重要な影響を与えることでしょう。