中居正広氏の代理人がフジテレビによる第三者委員会の報告に強い不満を表明しました。この問題は、同氏と女性アナウンサーとのトラブルを巡っており、報告書は3月に公開されました。中居氏は、12日に人権救済を求めて証拠開示を要求しましたが、委員会は22日に「事実認定は適切」とし、実質的に何も回答しない姿勢を示しました。これに対し、代理人は23日に「全く答えておらず、到底納得できない」と反発。特に、中居氏の音声データに関する開示を強く求め、5月28日までの提出を要求しました。
代理人は、第三者委員会の調査範囲やヒアリング方法についても疑問を呈し、「事実関係を争うなら、本人が説明するべきではないか」と述べました。女性に対する行為が問題視されている中で、メディアに出ることが求められるとしています。報告書の開示が行われない場合、中居氏側が訴訟を起こす可能性も示唆されており、「不当だと感じるのであれば、裁判を行う権利がある」と強調しました。
また、代理人は、事実関係を明らかにするための説明を求め、「第三者委員会はなぜその調査が必要だったのかを説明すべきだ」と訴えました。この騒動はフジテレビの関与を浮き彫りにするものであり、今後の展開が注目されます。中居氏が芸能界に戻ることが難しいとの見方もあり、代理人はこの状況を打開するための行動を促しています。事態の進展に引き続き注目が集まります。