女優の永野芽郁が、5月14日に行われた打ち上げパーティーで謝罪のスピーチを行いながらも、直後に自身の出演番組から降板することが発表された。彼女は、報道する側から報道される側となったことに対して、「皆さんにご迷惑をおかけして申し訳ないです」と笑顔で語り、会場を沸かせた。
このスピーチは、TBS社のカフェバーで行われた日曜劇場キャスターの打ち上げにおいて、約100名の出演者やスタッフが見守る中で行われた。永野は、約3週間前に週刊文春によって報じられた不倫疑惑について触れ、その影響でキャスターの制作チームは緊張した日々を送っていたという。
彼女が演じるキャラクターは、報道番組の総合演出を務めるテレビ局のキャスターであり、ドラマの内容に影響を与えることはなかったと関係者は語った。打ち上げはクローズドな環境で行われ、写真や動画撮影は厳禁だったが、永野はこの役を通じて報道の現場の信念を理解したと述べ、「どんなことがあろうとファイティングポーズを取りながら向き合っていこうと思います」と決意を表明した。
しかし、このスピーチからわずか5日後に、NHKの大河ドラマ「豊富兄弟」やラジオ番組「永野名のオールナイト日本X」から降板することが発表された。降板は彼女の意向ではなく周囲の判断によるもので、永野は今後も女優としての活動を続ける意志を示している。
彼女はスピーチの締めくくりに、「私はお芝居が大好きです」と述べ、女優業への情熱を再確認したが、彼女の今後の活動が注目される中、厳しい試練が待ち受けていることは間違いない。