大谷翔平、ついにスイーパー解禁！

日本時間21日、大谷翔平選手が右肘の手術後に封印していたスライダーをついに解禁した。試合前のキャッチボールで投じたスライダーは6球、カーブは9球、スプリットは2球。ヘッドアスレチックトレーナーのトーマス・アルバート氏は「全部投げたよ」と明かした。これまで大谷はブルペンで2シームやスプリット、カットボールを投げていたが、スライダーは肘への負担が大きく、投げることができなかった。

特に注目されるのは、18日のブルペンで右肘に痛みが出たにもかかわらず、50球を投げたことだ。この時の4シームは時速90マイル前半、約144.8キロから152.9キロを計測。24日、日本時間25日には実践形式の投球練習が予定されており、ファンの期待が高まる。

デブロバーズの監督はオールスター戦後の大谷の投手復帰を示唆しているが、肘の状態を考慮し、慎重なアプローチが求められている。専門家は、9月にトップのパフォーマンスを発揮するためには、8月からの登板が必要だと指摘。大谷の復帰が間近であることが伺える。

スイーパーの解禁は、彼の回復ぶりを示す重要な指標だ。ファンや関係者の間には期待とともに心配の声もある。「無理せず、100%の状態で戻ってほしい」との願いが響く中、大谷翔平選手の復帰が待たれる。焦らず、着実にリハビリを進めることが求められている。