千賀滉大、レッドソックス戦での投球は波乱の幕開け！防御率を0点台に下げるという目標を掲げていたが、その結果は期待とは裏腹のものとなった。日本時間20日、メッツ戦の大投手・千賀は、ボストンでの試合に先発。防御率は1.02から1.43に悪化したものの、依然としてリーグ1位を維持している。

試合は初回からハラハラの展開。千賀は先頭打者のジャレンディランに2塁打を許し、いきなりのピンチを迎えた。その後、アレックス・ブレッグマンに先制点を奪われ、続くイニングでもトレバース・ストーリーに2点目を献上。2回以降も苦しい場面が続いたが、千賀は見事に踏ん張りを見せる。4回にはエラーも絡むも、満塁のピンチを切り抜け、5回には初の三者凡退を達成。

6回には完璧な投球を見せ、1009球を撫で、5三振を奪うなど、クオリティスタートを記録した。最速は97.1マイル（約156.2km）。試合は結果的に6回を投げて3失点という内容でまとめたが、初回の乱れが響き、0点台防御率の夢は遠のいた。

それでも、千賀の修正能力の高さは証明された。今後の登板に期待がかかる中、次回はこの悔しさをバネに、さらなる成長が求められる。千賀の挑戦は続く。